2024年になってから、「三井住友カードからの警告:不審な取引の検出」という件名のメールが送られてくる事例が増えてきているようです。
一瞬、本物の三井住友カードからのメールなのか、それとも詐欺メールなのか判断がつきにくくて迷ってしまったんですよね。
そこで、詳しく調べてみたところ、どうやら今回のメールは詐欺メールであることがわかりました。
ということで今回は、「三井住友カードからの警告:不審な取引の検出」という件名のメールが届いたときの対処方法についてまとめていきたいと思います!
「三井住友カードからの警告:不審な取引の検出」という件名のメールは詐欺!
今回送られてきた「三井住友カードからの警告:不審な取引の検出」という件名のメールですが、同じメールが同時に不特定多数の人に送られてきているようです。
SNSで調べてみたところ、同じメールが届いている人が数多くいることがわかりました。
【詐欺メール情報】三井住友カードからの警告:不審な取引の検出 #フィッシング詐欺メール #迷惑メール pic.twitter.com/sn9Kjf0POt
— 情弱返上?悪玉ちゃん! (@cX8oKyVKoqucXfR) January 4, 2024
三井住友カードからの警告:不審な取引の検出
等の件名で、三井住友カードを騙る #フィッシングメール。
hxxps://whale-ahi7-a8ha.3ce2596582f6d5.workers.dev/
→hxxps://escriptionhorita.misecure.com/?~
等 #フィッシングサイト 注意。https://t.co/96GMF1PyIT#Phishing #フィッシング詐欺 pic.twitter.com/qw5LALV9WL— Miyuki Chikara (@harugasumi) January 3, 2024
このように、同じ文面のメールが同時に不特定多数の人に送られていることがわかりますね。
これだけ多くの人のところに同時期にメールが送られてきている時点で少し怪しいですが、さらに今回のメールを詳しく再確認してみると、おかしいところがいくつか見えてきます。
例えば、相手のメールアドレスについて「三井住友カード <service-vpass.ne.jp☆zgfupo.com> (@だけ☆に変えています)」と記載されています。
@以降の「zgfupo.com」というドメイン部分についてなのですが、本物の三井住友カードの場合は、vpass.ne.jp または ●●.vpass.ne.jp のドメインで送信してくる
ので、今回のメールが偽物であると考えられますね。
また、メール本文に書かれているリンクのURLも、「smdc」と表現されている部分があります。
本物の三井住友カードであれば、「smbc」という表記になるはずで、bとdを入れ替えて紛らわしい偽のリンクにしていますね。
これらのことを総合的に考えると、今回のメールは詐欺メールであると考えてまず間違いないでしょう。
「三井住友カードからの警告:不審な取引の検出」という詐欺メールが送られてきたときの対処方法は?
今回のメールが送られてきたときの対処方法についてですが、メール本文中に記載されているリンクは絶対に開かないようにしましょう。
リンク先は詐欺サイトとなっていて、そこから個人情報やログイン情報などといった重要な情報を抜き取られるおそれがあります。
そのため、決してメール記載されているリンクは開かず、万が一開いてしまったとしても、重要な情報は絶対に入力しないようにしてください。
もしも、三井住友カードで本当に不審な取引があったのかどうか不安だという場合は、普段使っている三井住友カードのホームページの方から通常通りにログインして、取引状況を確認してみると良いのかなと思います。
確認してみて、不審な取引が確認されていないようであれば、やはり今回のメールは詐欺であったと判断できますね。
このように、メール本文に記載されているリンクを開くのではなく、最初から公式サイトにアクセスして、そこから取引状況を確認するというのも有効な対策方法です。
まとめ
ということで、「三井住友カードからの警告:不審な取引の検出」という件名のメールは詐欺メールであると考えられます。
メール本文中に記載されているリンクからサイトにアクセスしてしまうと、そこから個人情報等を抜き取られてしまう恐れもあるので、決してアクセスしないようにしてくださいね。
また、三井住友カード以外にも、楽天カードからも同様に「警告:不審な取引の検出」という件名のメールが届く事例も発生しているようです。
カードの名前を変えただけで、内容的にはほぼ同じ詐欺メールであることから、今後も同じように別のカード会社の名前で同じようなメールが送られてくる可能性も考えられます。
被害にあわないためにも、怪しげなメールが送られてきたときには、本文中のリンクをうかつに開いてしまわないように気を付けたいですね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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