土鍋を最初に使うときって、『目止め』って作業を行わなきゃいけないって言いますよね。
でも、具体的にどんなふうにやったらいいのかわからなくて戸惑うことも多いんじゃないかなと思います。
そこで今回は、土鍋を買って最初に使うときにやることや、一番初めのお手入れの仕方についてまとめていきたいと思います!
土鍋を最初に使うときにやる『目止め』とは?
土鍋を最初に使うときにやるお手入れのことを『目止め』といいます。実際のやり方を見ていきましょう!
『目止め』のやり方はおかゆを炊くこと!
基本的な目止めのやり方は「おかゆを炊くこと」です!
買ってきた新品の土鍋は製造される過程で、パッと見た感じではわからない程度の隙間や小さなヒビなどが入っています。
このまま使ってしまうと、大きなひび割れなどの原因になってしまい、長く使うことができなくなってしまうことがあるんです。
そこで、おかゆなどのデンプンによって隙間を埋めてあげることで、ひび割れしにくくて長く使える土鍋にすることができます。
この隙間を埋めるためにおかゆを炊く作業が『目止め』ということなんですね。
やること自体は全く難しくなく、普通におかゆを炊くだけです。
具体的な手順は以下の通りです。
- 土鍋に1人分くらいのお米を入れる
- 土鍋全体の8~9割くらいまで水を張る
- そのまま弱火にかけて加熱する
- 1時間程度グツグツとおかゆを煮てから火を止める
- そのまま一晩放置する
やることはたったこれだけです。
ポイントは最初から強火で加熱せずに、弱火でじっくりと火を通していくことです。
いきなり強火で加熱してしまうと、急激な温度変化に耐えられずに土鍋にひびが入ってしまうことがあるので、弱火でじっくりと加熱していきましょう。
また、作ったおかゆをそのまま土鍋の中で一晩放置するのも重要です。
時間をかけることによって、デンプンが土鍋の隙間をしっかりと埋めてくれるので、作ったおかゆはすぐに廃棄したりせずに、しばらくそのまま放置するようにしましょう。
小麦粉・片栗粉・お米のとぎ汁などで代用してもOK!
目止めしたいけれどちょうどお米がない場合や、おかゆを作って捨てるのがもったいないという場合は、お米の代わりに小麦粉や片栗粉を使って目止めをしてもOKです。
小麦粉や片栗粉を大さじ4~5杯程度入れ、同じように水を全体の8~9割くらい入れていきます。
その後同様に弱火でじっくり加熱してから一晩放置することで、同様の効果を得ることができます。
また、以前はお米のとぎ汁を使って目止めが行われていたので、お米のとぎ汁を捨てずに目止めに使うというのもアリですね!
まとめ
土鍋を最初に使うときにやることとして、『目止め』をご紹介しました。
ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、これを一番最初に行うことによって土鍋を長く使うことができるようになるので、是非ともやっておきたいですね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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