先日、友人と話をしていた時に話の流れで
『砂糖とザラメって何が違うんだろうね?』って話になりました。
確かに、どちらも砂糖であることは間違いないですし、何が違うのか全然わからなかったんですよね。
その時はすぐに別の話題になっちゃったので深追いしなかったんですけど、個人的にちょっと気になっちゃいました笑
そこで今回は、砂糖とザラメの違いについて調べていきたいと思います!
砂糖とザラメの違いは何?
まず、そもそも『砂糖』なんですけど、これだと意味が広いので、ここでいう砂糖は一般的にみんながよく使っている白い上白糖で考えていきたいと思います。
それで、砂糖(上白糖)とザラメの違いなんですけれど、実はこの2つにあまり大きな違いはありません。
どちらも砂糖であることは間違いないんですよね。
違うところといえば、まずは砂糖の粒の大きさが違います。
普通の砂糖である上白糖は粒があまり大きくなく、ザラメは上白糖と比較すると粒が大きいです。
そのため、砂糖そのものを食べた時の食感がかなり変わってきます。
ザラメせんべいなどのように、砂糖自体のガリガリとした食感が楽しめるのはザラメだといえますね。
また、粒の大きさ以外でザラメと砂糖(上白糖)で変わってくるところとしては、純度が少し違ってきます。
砂糖に比べて、ザラメは少しだけ純度が高く、上白糖の純度が97%であることに対して、ザラメは99%とさらに純度が高いといわれています。
ただ、純度が2%異なるからと言って、味に大きな違いが出てくるわけではありません。
どちらも高純度のショ糖であることに変わりはないので、お料理などで使ったとしてもそれほど味の違いを感じることはほとんどないです。
ザラメにも種類がある!
ところで、ザラメというと少し茶色っぽい色をしたザラザラの粒が大きい砂糖をイメージする人が多いのではないかなと思います。
確かにこれもザラメなんですが、茶色い色をしたもの以外にも、普通の砂糖のように白い色をしたザラメもあります。
茶色いザラメのことを中双糖(ちゅうざらとう)といい、白いザラメを白双糖(しろざらとう)といいます。
このように、ザラメの中にも種類があるので、色の違いが上白糖とザラメの違いであるとは一概には言えません。
ちなみに、中双糖(ちゅうざらとう)が茶色い色をしているのは、製造の中で煮詰められてカラメル化が進んでいたりするケースや、後からカラメルを加えたり、表面に吹き付けたりしていることが関係しています。
茶色いザラメは、カラメルの香りや色などが煮物などの料理に適していることから、昔からよく使われているみたいですね。
まとめ
以上のように、砂糖(上白糖)とザラメの違いとしては、粒の大きさと純度があげられます。
ただ、実は両者にはそこまで大きな違いがないのが実際のところだったんですね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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