自宅で使っているIH対応の鍋をよく見てみたら、『CH・IH』って書いてあったんですよね。
IHはよく聞く言葉なのでなじみがあるんですけれど、CHつて聞いたことがなかったので、何のことなんだろうって気になっちゃいました。
そこで今回は、CHとは何なのか?
IHとの違いや意味などについて考えていきたいと思います!
CH・IHとは何?意味の違いは?
この『CH』の意味なんですが、これは『クッキングヒーター』の略のようです!
IHもIHクッキングヒーターって言いますもんね。
それで、CHとIHの違いなんですが、CHはクッキングヒーター全般のことを言い、IHはCHの中の1種ということになるようです。
CH(クッキングヒーター)の中には、IHのほかにも、ラジエントヒーター、ハロゲンヒーター、シーズーヒーター、エンクロヒーターなどといった様々な種類があります。
IHクッキングヒーターの場合は、電気の力で調理器具の金属に「うず電流」を発生させ、電気抵抗によって発熱するという原理で調理器具や食材を温めています。
一方で、ラジエントヒーターなどの場合は、それ自体に発熱体の金属などが組み込まれていて、直接的に調理器具や食材を温めることができるような構造になっています。
このように、CH(クッキングヒーター)にはさまざまな種類があったんですね!
CH・IHと書かれた調理器具はガスコンロで使ってもいい?
このCH・IHと書かれた鍋やフライパンなどの調理器具なんですが、これらはガスコンロで使っても問題ありません。
CHやIHにも対応しているという意味であって、それ専用というわけではないのでガスコンロの直火で加熱しても特に問題ないんですよね。
逆に、CHとかIHという表記がない調理器具の場合は、クッキングヒーターに対応していないということになるので、ガスコンロでしか使えないということになります。
IH対応ではない鍋やフライパンで調理を行うと、クッキングヒーターの故障や破損につながってしまう恐れがあるので、絶対に使わないように気を付けたいですね。
SGというマークは何?
ところで、CH・IHという記載のほかに、『SG』というマークもついていたんです。
これも何かなと思って調べてみたところ、「一般財団法人製品安全協会」というところが定めた安全基準に適合していることが認証された製品に対してつけることができるマークになっているようです。
このSGマークがついた製品なのに、もしも欠陥があって、それによつて万が一の事故などが発生して損害が発生した場合に、最大で1億円もの賠償をしてくれるというものとなっているようです。
「SG IH」と書かれていれば、IHについての安全基準をクリアしたということになりますし「SG CH IH」と書かれていれば、IHだけではなくCHの基準もクリアしているということなんですね。
SGマークがついていないから危険というわけでは決してありませんが、SGマークがついていれば、より安心であるとは言えそうですね。
まとめ
CH・IHというのは、それぞれ、クッキングヒーターとIHクッキングヒーターのことを指していました。
IH以外にも、様々な種類のクッキングヒーターがあるんですね!
加熱する原理も異なるというのもなかなか興味深いです。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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