先日、友達と話していた時に、その友達が
「冷凍庫が玉ねぎ臭くなった!」
って言っていたんです。
私は経験したことがなかったんですが、どうやら切った玉ねぎを冷凍庫に入れて保存していたら、冷凍庫内に玉ねぎの匂いが染みついてしまったらしいんですよね。
意外と冷凍庫の中が玉ねぎ臭くなってしまうということは多いようで、独特なあの匂いに悩まされる人も少なくないようです。
そこで今回は、玉ねぎを冷凍保存したときに、冷凍庫内が玉ねぎ臭くならない方法について考えていきたいと思います!
玉ねぎの冷凍保存による臭いを防ぐ方法は?
玉ねぎを冷凍保存したときに、冷凍庫の中が臭くなってしまうのを防ぐために有効なのが、切った玉ねぎを先に加熱してから冷凍するという方法です!
そもそも、冷凍庫の中が玉ねぎ臭くなってしまう原因は、硫化アリルという成分が関係しています。
玉ねぎの独特な香りとか、玉ねぎを切ったときに涙が出てきてしまうのは、この硫化アリルが関係しているんですよね。
それで、切った玉ねぎを冷凍庫に入れたときに、硫化アリルが冷凍庫内で広がってしまうと、冷凍庫の中が玉ねぎ臭くなってしまうんです。
そこで効果的なのが、切った玉ねぎを先に加熱するという方法なんですが、加熱することによってにおい成分の硫化アリルが変化して匂わなくなるんです。
フライパンで加熱した飴色玉ねぎって、匂いをかいでも生の玉ねぎの匂いじゃないですし、涙も出てこないですよね。
この状態にしてから冷凍することによって、あの独特な臭いで冷凍庫が臭くなってしまうのを防ぐことができます。
玉ねぎを生の状態で冷凍保存するときはジップロックへ!
もしも、切った玉ねぎを加熱せずに生のままの状態で冷凍保存するというときには、ジップロックなどのような、チャックがついた袋に入れて、できる限り密封するようにしましょう。
密封できていないと匂いが移ってしまいやすくなるので、しっかりと中の空気が漏れないように閉めることが大切ですね。
とはいえ、気を付けていてもどうしても隙間ができてしまうこともあるので、やっぱり加熱するのが個人的にはおすすめです。
冷凍庫内の玉ねぎの臭いを消す方法は?
もうすでに冷凍庫内が玉ねぎの臭いでいっぱいになってしまったという場合にはどのように対処したらいいのでしょうか?玉ねぎの硫化アリルは揮発性があるといわれているので、冷凍庫を開けっ放しにしてしばらく放置すれば臭いは取れるかもしれません。
ですが、冷凍庫を開け放っておくなんて現実的じゃないですもんね…
そこでおすすめなのが、市販の冷凍庫用脱臭剤を冷凍庫の中に入れておくという方法です。
いろいろな商品がありますが、炭の力を使って臭いを吸着するというタイプが一般的かなと思います。
冷凍庫の中に入れておくだけでOKなので、けっこう手軽に使うことができますね。
値段も高くないので、いくつかストックしておいてもいいかもしれませんね。
まとめ
玉ねぎを冷凍保存するときは、加熱してから冷凍庫に入れるようにすると、冷凍庫の中が玉ねぎ臭くならずに済みます。
どうしても生のまま保存するという場合は、ジップロックなどを活用してしっかり密封するようにしてくださいね。
既に冷凍庫の中が玉ねぎ臭くなってしまったという場合は、冷凍庫用の脱臭剤を使うのが一番簡単なのでおすすめです!臭いが気になったときには使ってみてくださいね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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