アパートやマンションのお風呂の排水溝は入居して間もないのに流れが悪くなることもあります。
前の入居者が排水溝の掃除をあまりしていない状態のまま退去しているケースもあるからです。
排水管の中までチェックすることはないので、意外と見落としてしまうのです。
では、アパートやマンションの排水口ってどのくらいの間隔でするものなのでしょうか。
これからアパートやマンションに入居する方は目安にしてください。
お風呂の排水溝詰まりの原因とは
アパートの部屋の中の排水溝は、キッチン、洗面台、お風呂の3か所が基本です。
一番詰まりやすいのがお風呂の排水溝でしょう。
その原因は髪の毛です。
女性が複数人生活しているとお風呂の排水溝は数日で詰まることもあります。
一人暮らしでも、長髪の人と短髪の人では、詰まる間隔は大きく違うと思います。
短い髪の毛でも、髪がよく抜けるのなら詰まりやすいので油断はできません。
髪の毛に石けんカスやタオルの繊維などが絡みつくと、それが排水管の中に溜まり、流れが悪くなります。
排水溝の詰まりを防ぐためには、排水管に髪の毛などのゴミが流れ込まないように、こまめに掃除するのが有効な予防方法です。
排水溝の掃除の頻度は?
排水溝の掃除の頻度は、理想を言えば毎日です。
ただ、洗剤やブラシなどを使って丁寧に掃除するのは毎日じゃなくても大丈夫です。
お風呂を使った後に排水溝に溜まった髪の毛などのゴミを取り除くだけで十分です。
しっかり掃除するのは、週に1度を目安にしてください。
排水管の中の状態は見えないので、ニオイなどがなくて、流れがとくに悪くなっていなければ、お風呂掃除の際に排水溝の汚れをスポンジやブラシで洗い流すだけでも良いでしょう。
排水溝の掃除のやり方は?
お風呂の排水溝の掃除のやり方は、汚れ具合によって方法を変えます。
髪の毛が詰まっている
ゴミを取り除き、ヌメリには市販のパイプクリーナーをかけて60分くらい放置して、50度以上のお湯で洗い流します。
ピンク色のヌメリがある
お風呂の壁や床などに発生するピンクぬめりは、スポンジやブラシで簡単に落とせます。
排水溝の掃除を少しサボっていると、すぐにピンクぬめりが発生するでしょう。
触りたくない場合はカビキラーやパイプクリーナーでもキレイになります。
塩素系の臭いが苦手であれば、クエン酸と重曹を排水溝にふりかけて水をかければ泡が発生してキレイになります。
強力ではないので、多少の汚れが残りますがブラシでサッと流せる程度までキレイになると思います。
悪臭がひどい
排水溝の掃除をしても排水管の中の汚れは簡単にきれいにならないので、嫌な臭いが消えないとか、排水の流れが改善されない場合は排水溝を外して奥まで掃除しないといけなくなります。
排水溝を外しても届かないところで詰まっていることもあるので、
届かないところの掃除は無理をせず、プロに任せることも検討しましょう。
まとめ
お風呂の排水溝の掃除は目に見えるゴミを毎日取り除くだけで石けんカスやホコリなどが絡みにくくなるので、髪の長い人はとくにまめに掃除しましょう。
触りたくないほど汚れるまで放置しないように、少なくとも週に2回くらいは排水溝をチェックしてくださいね。
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