フローリングは畳やカーペットに比べて、掃除が簡単なイメージがあります。
髪の毛やホコリなどをサッと取るだけで済むので、ラクに掃除したいのならフローリングがいいですよね。
ですが、フローリングは油や皮脂汚れが蓄積してしまうと、簡単に落ちなくなります。
そこで今回は、フローリングの掃除に重曹を使ってピカピカにする方法をチェックしていきたいと思います!
フローリングの掃除に重曹を使う理由とは?
フローリングは、見た目はキレイそうでも、皮脂や油汚れにホコリが混ざってしまうとかなり汚れてしまいます。
家具などで隠れている部分と比較すればハッキリ違いがわかります。
油の混ざった汚れは、フローリングにも使える中性洗剤を使えば簡単にキレイになります。
では、なぜわざわざ重曹を使って掃除するのか不思議に思われるかも知れません。
重曹を使う理由は、安全性です。
重曹は掃除に使う以外にも、食品添加物として使えるものです。
犬や猫などがいるとフローリングの掃除に化学洗剤を使うのは心配ですよね。
小さなお子さんがいる家庭でもそうです。
二度拭き不要なんて書いてあっても、化学成分が残ったままでは万が一のことを考えると心配です。
その点で重曹は食品添加物として使えるものなので、子供やペットがいても安心なんです。
重曹を使った掃除方法は?
重曹を使ってフローリングを掃除する前に、素材を確認しておきましょう。
無垢材や生木でコーティング加工されていない素材のフローリングに重曹を使うと色が変わってしまいますので注意が必要です。
木の質感をそのまま生かしたフローリングの掃除には向いていないので、その点は要チェックです。
掃除のやり方の手順です。
まず小さじ1杯の重曹を250mlの水で溶かしスプレー容器に入れます。
固く絞った雑巾を用意して、雑巾に吹きかけながら汚れをふき取っていきます。
こびり付いている汚れがあれば直接吹きかけてもいいですが、すぐにふき取るようにしましょう。
やり方はこれだけですが、重曹水の濃度を濃くしてしまうと、フローリングに白い拭き跡が残るので気を付けてください。
重曹で掃除するときの注意点は?
重曹は家中の掃除に使える万能なものですが、水に溶けにくいのでフローリングの表面を擦るとワックスやコーティングを剥がしてしまうかも知れません。
できるだけ力を入れずにやさしくふき取ることがポイントです。
乾いた後に拭き跡が残ってしまう場合は、薄いクエン酸水を使って仕上げをするとキレイになります。
重曹が油を分解し、クエン酸が雑菌を抑えます。
クエン酸も重曹と同じく、食品にも使うものなので安全な方法でフローリングをキレイにしたい方にはおすすめです。
まとめ
フローリング掃除に限らず、重曹は色んな掃除に使える便利なものです。
ドラッグストアや100円ショップなどでも安く手に入るので、常備しておくと色々使えると思います。
クエン酸とセットで準備しておくと良いのではないでしょうか。
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