この前、友だちと話をしているときに話題にあがったんですけれど、海苔を食べる国ってけっこう少ないらしくて、日本人くらいしか海苔を消化することができないって友だちが言っていたんです。
確かに海苔って身近な食べ物ですけど、海外では食べているイメージ無いですよね。
ただ、それにしても日本人しか海苔を消化できないってのも本当なのかなって疑問に感じたので、今回は、海苔を食べる国って日本以外にどこがあるのかについて調べていきたいと思います!
海苔を食べる国ってどこ?日本だけ?
海苔を食べる国なんですが、調べてみたら日本以外にも韓国でも食べているみたいです。
というか、一人当たりの消費量で行ったら、日本よりも韓国の方が多いんだとか!
確かに、韓国のりっていうくらいですもんね~
韓国以外にも、中国とかイギリスとかでも消費されているみたいです。
韓国のりを今まで思い出せなかったのが不思議なくらいですが、日本以外でも海苔を食べる国はちゃんとあるんですね!
海苔を消化できるのは日本人だけって本当?
ところで、海苔を消化することができるのは日本人だけという噂は本当なのでしょうか?
海外でも食材として使われているのであれば、日本人しか海苔を消化することができないというのもヘンな感じがしますよね。
そこで、実際のところ海苔を消化できるのは日本人だけなのかどうか調べてみたところ、実際に、日本人だけが海苔あったを消化することができるという研究結果がありました!
2010年のフランスの研究チームがそのことについて研究発表を行っています。
ただし、日本人だけが消化できるという研究結果になったのは、海苔は海苔でも生海苔についての調査だったようです。
もともと生の海苔は頑丈な細胞壁で守られていて、日本以外の国の人が食べても消化することができず、そのまま排出されてしまうそうです。
しかし、日本人は古来から海苔を食べてきたために腸の中で生の海苔を消化分解することができるということで、生海苔を分解する消化酵素を生み出す微生物が腸内に存在していることが研究で分かったそうです。
昔から、税の一種として海苔を収めていたという歴史上の記述もあるそうで、当時は上流階級の人たちが食べる高級品だったんだとか…
それが江戸時代当たりから一般庶民でも食べられるようになってきて、なじみ深い食材となったということなんですね。
生海苔の消化は日本人しかできず、ほかの国の方の場合は生海苔を消化できないということが、『日本人だけが海苔を消化することができる』と言われるようになったきっかけだったんですね。
日本人以外の人はどうやって海苔を消化している?
生海苔を消化することが日本人だけだということはわかりましたが、それでは海外の人たちはどうやって海苔を消化しているんでしょうか?
気になってさらに調べてみたところ、どうやら、海苔を加熱することによって細胞壁を分解することができるそうなんです。
加熱することで頑丈な細胞壁も壊れてしまうので、それによって日本人以外でも消化することができるようになるということなんですね。
実際、海苔の消費量が多い韓国でも、焼きのりが使われているようですね。
考えても見れば、生野菜はシャキシャキしていますけれど、煮たり焼いたりして加熱すれば、柔らかくなってかなり食べやすくなりますもんね。
そういう意味では、海苔も同じように加熱することによって消化吸収しやすくなるというのも納得できますね。
まとめ
海苔を食べる国は、日本以外にも韓国や中国をはじめ、様々な国で食べられています。
ただ、その中でも生海苔を消化することができると言われているのは、今のところ日本人だけのようです。
生海苔ではなく、加熱して焼きのりにしてしまえば消化吸収がしやすくなるので、日本以外の国の人も消化することができるということだったんですね。
これまで知らなかったので、何だか勉強になりました!笑
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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