大根おろしって、普通に食べるとけっこう辛いですよね!
あの辛さが好きという人なら大丈夫だと思いますが、やっぱり辛すぎてちょっと苦手という人も少なくないんじゃないかなと思います。
でも、大根おろしって時々あんまり辛くないタイプのものもありますよね。
辛くないどころか、ちょっと味わいが甘い感じがする大根おろしもあったりします。
そこで今回は、大根おろしを甘い味わいにするためのおろし方のコツやポイントなどについて考えていきたいと思います!
大根おろしを甘い味わいにするおろし方のコツやポイントは?
大根おろしの辛みを抑え、甘い味わいにするためにはおろし方だけではなく、大根のどこの部分を使うのかなどもポイントになってきます。
1つ1つポイントとなる部分についてチェックしていきましょう!
大根おろしを甘くするには葉っぱに近い部分を使う!
まず、大根のどの部分を使うかというところから、大根おろしを甘くできるかどうかがかかってきています。
大根おろしの辛みを抑えるためには、大根の葉っぱに近い上側の部分を使うようにしましょう。
上側の方が水分量も多く含まれており、辛み成分を少なくすることができます。
大根サラダなどにするときにも大根の上側の方がよくつかわれるんですよね。
こんな風に、大根の上側の方が加熱せずに生で食べる時に辛みを感じにくい部分になってくるので、まずは大根の上側の方を用意することがポイントです。
大根おろしを甘く擦りおろすためには優しくおろすのがポイント
続けて、大根を実際におろしていくときには、あまり力を入れずにゆっくり優しくおろすようにするのがポイントです。
力強く押し付けるようにすりおろしてしまうと、辛みが強く出てしまいます。
一方、力を入れすぎずに、円を描くようにしながらおろすことによって、辛みを抑えた比較的甘い大根おろしを作ることができます。
大根おろしを作るときって、ついつい早くすりおろしたくて力任せになってしまうことが多いんですけど、そうではなく優しくソフトなおろし方がポイントだったんですね。
目が粗い大根おろし器やおろし金を使う
大根おろしを作るときには、目が細かい大根おろしを使うよりも、目が粗い大根おろし器やおろし金を使ったほうが甘い大根おろしを作ることができます。
実は、大根おろしの辛み成分は、大根の細胞が壊れることによって生み出されていきます。
大根の中に含まれているアリルイソチオシアネートという物質が、細胞から壊されたときに出てきてしまうので辛く感じてしまうんですね。
目が細かい大根おろしを使うことによって、細胞がより細かく壊れやすくなってしまうので、辛み成分がさらに出やすくなってしまうんです。
逆に、目が粗い大根おろしを使うことによって、細胞が壊れる量を少なくすることができるので、辛み成分が出てくる量も少なくできます。
市販されている大根おろし器やおろし金も、表側が細かくおろせて、裏側では粗くおろせるようになっているタイプのものがあります。
この粗くおろせるほうを使って大根おろしを作れば、辛みを抑えて甘くすることができるので、おろし金や大根おろし器にもこだわってみるとよさそうですね。
大根おろしを作った後は少し時間を置く
大根おろしを作った後は、すぐに食べるのではなくて少しだけ時間を置くようにしましょう。
大根の辛み成分は揮発性の物質なので、すりおろした直後が一番辛い状態になっています。
少し時間をおいて空気に触れさせておくことで、少し辛みを飛ばすことができるんですね。
そして、さらに電子レンジで軽く加熱するようにすると、さらに辛みを感じにくくすることができます。
降ろした後にも時間を置いたり軽く温めるなどの工夫をすることで、辛さを感じにくく甘く感じやすい大根おろしにすることができるんですね!
まとめ
大根おろしを甘い味わいにするためのおろし方のコツやポイントについて考えてきました。
おろし方のポイントとしては、目の粗い大根おろし器を使って、優しくすりおろしていくことが大切だったんですね。
また、大根自体もできるだけ上側の部分を使うようにして、おろした後も少し時間を置いてから食べるようにすると、辛みを抑えて美味しく食べることができそうです。
大根おろしの辛みが苦手という人は、この方法を試してみてくださいね~
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント