最近,友人と話していて聞いたことなんですけれど,バナナの木って寿命がたったの1年しかないらしいんです。
バナナの木ってけっこう大きくて立派なので,何年もそのまま生き続けるのかと思っていたんですが,本当に寿命が1年しかないんでしょうか?
今回は,バナナの木の寿命がどれくらいなのかについて調べていきたいと思います!
バナナの木は生涯に1回しか実を収穫できない!
バナナの木なんですが,実はその生涯のうちで実を収穫することができるのはたった1回だけみたいなんです。
バナナは育ち始めて最初の1年のうちに花が咲き,実がつきます。
私たちはこの実の部分を食べているんですけれど,一度収穫してしまうと,二度とバナナの木からは実ができないようになっているんです。
なので,そのまま収穫後のバナナの木を育てたとしても,永遠に実がなることはなく,収穫することもできないんだとか…
収穫できなくなったバナナの木は伐採される…
このように,バナナの生態として,育ててから1年ほどで収穫した後は二度と収穫することができなくなってしまいます。
しかし,バナナ自体は日本だけではなく全世界で愛されているため,常に収穫できないと困ってしまいますよね…
そこで,バナナ農家の方がどうしているのかというと,収穫が終わったバナナの木を伐採して,また新たにバナナを栽培するそうです。
あの大きな木がたった1年で育つって,かなり衝撃的ですね~
伐採したバナナの木を再利用する動きも!
1年でバナナの木が伐採されるとなると,切られた後のバナナの木をどうするかという問題も出てきますよね。
あれだけ大きな木を,何本も廃棄物として処理するとなると,手間もコストもとんでもないことになりそうです。
そこで,伐採された後のバナナの木を有効に利用するための方法というのも考えられているようで,伐採されたバナナの木から繊維を取り出して,服や衣類に再利用するという取り組みが行われているそうです。
熱帯・亜熱帯の国々で育つ果物・バナナ。竹などと同じ草本類で、木のように見える部分は偽茎(ぎけい)と呼ばれます。収穫後に破棄されるこの「茎」が、世界で年間10億トンにも上ることから、多摩美術大学の学生たちが、昨年から茎の再利用法を研究する「バナナ・テキスタイル・プロジェクト」に取り組んでいます。
同プロジェクトは「地球環境問題とデザイン教育」をテーマとし、文部科学省の支援を受けた3年間のプログラム。2年目の今年は、履修生自らが繊維をとる作業から学び、根気強く糸を紡いだり、布を織ったりして、服やマット、ショールなどに仕立てる課題に取り組みました。
引用:http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/news/news-detail-549.shtml
また,このほかにも,伐採したバナナの木から紙を作る「バナナペーパー」などなど,いろいろな活用方法が考えられているんですね。
そもそもバナナは木じゃなくて草だった!
ところで,先ほどのバナナの繊維から衣類を作るって話をよくよく見てみると,なんだか衝撃的なことがさらっと書かれていますね!
『竹などと同じ草本類で、木のように見える部分は偽茎(ぎけい)と呼ばれます。』
このように書かれているように,バナナは草の仲間だったんですね。
というか,竹も草だったんだ…
ここまでバナナの木と書いてきましたが,正確にはバナナの茎というべきだったんですね。
知っているようで知らなかったバナナの知識が増えました笑
まとめ
バナナの木は,そもそも木ではなくて草の茎でした!
バナナは1回しか実をつけないため,収穫が終わると伐採されてしまうというのも衝撃的でしたね。
そういう意味では,バナナの木の寿命は1年といえるのかなと思います。
伐採されたバナナの木(茎)は紙や繊維などに再利用される取り組みも行われているということでした!
いろいろ衝撃的な事実が分かって驚きましたね~
それでは,最後までご覧いただきありがとうございました!
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